Shadeでお絵かき〜#09 『Huret LUXE』

mein

ユーレールックスは大好きな変速機です。
性能はダメダメですが、無骨で動きがメカニカルでピカピカなところがいいです。

で、チャレンジしてみましたが部品点数が多くてなかなかたいへんでした。
時間の空いた休みの日にコツコツ描いて1ヶ月くらいかかりました。

幸いストックがひとつあったので写真に撮ってそれを下絵にしてイラストレーターで平面図を描いて、それをShadeで3D化するといういつものやり方で作りました。
逆にそうしないと、これだけ部品点数が多く、おまけにすべてが有機的につながってる変速機という部品では最後につじつまがあわなくなりそうです・・・。
パンタの支点がちゃんと重ならないとか、スプリングがフックまで届かないとか・・・。
今回はそういったこともなく完成しました。

以前に作ったフレームの右後ろ三角をコピーしてきてセットしてみましたが、このフレーム作品、今見るとツメの甘いとこだらけですね・・・・。
ま、それだけぼくが進歩したと言うことでしょうか?(と思っておこう・・・。)

すべての工業製品の角はきっちり直角にはなっておらず、どんなものでもわずかにアールがついていますが、(小さいものなら小数点以下ミリのアールとか)そのへんをきっちりやっていくことがスーパーリアルへの道、といろんなサイトで書かれていますが、いろいろやってるとそれが実感できます。
ほんのちょっとのアールを付けるだけで完成時の見た目はぜんぜん変わってきます。
今回はたくさんあるパーツのすべてを0.3R〜2Rくらいで面取りしています。
いやー、たいへんでした。