MOTOBECANE Course Route

mein

ぼくの所有車では唯一のロードレーサー・モトベカン。
フランスのメーカーです。
フレームはヤフオクで格安で入手しました。
元々海外の人が出品していたものを九州の人が落札したのですが、出品時のサイズ表記ミスから返品となり再出品。
ぼくのところには最初の落札者から送られてきました。
届いたときにはかなりヤレていて、特にシールのデカールはボロボロでした。
そこでステッカーは全部剥がしてレプリカ作製、フレームはタッチアップで補修しました。

 

このカラー、フランスのBICチームのカラーです。あのBICボールペンの軸の色ですね。
1973年のツールドフランスでBICチームのルイス・オカーニャが優勝しておりこれはそのレプリカかな?と思ってました。

ネットでひろった当時の広告写真です。パーツはオールカンパのようです。
上の広告写真とは色やホークのメッキなどよく似ていますが、ぼくのはユーレーエンドでどうやらオールカンパで組まれていたのではなさそうです。

完成後いろんな人に見てもらうと、どうも市販車のレベルではなくプロモデルではないか、とのことです。
モトベカンはフランスの大手自転車メーカーですが、プロロードレースチームへの供給となると求められるクオリティが高いので腕の良い小規模なハンドメイド工房に製作を依頼していたようです。
これもそんな1台ではないか、とのこと。
確かにエンド回りの処理や巻きステーなど、よくオークションに出てくるモトベカンとはちょっと違う洗練された仕上がりになっています。

まあ真実はともかくなかなか素性の良さそうなフレームなので好きなフランスパーツで組んでみることにしました。
しかし、いきなり大きな障壁が・・・。
フレンチ規格のフレームなんですが、BBの右ワンがゴソゴソです。
どうやら右ネジをツブしてしまったのでやむなく同じ正ネジで1mm大きいイタリアンに切り直してあるようです。
UGの兄♭♭♭さんにイタリアンのBBをお借りして嵌めてみるとなんとかいけそうです。
フレンチのBBは別に落札してたのでとりあえず出品者にクレームを入れたところ、出品時にも気づいていなかったようで驚いた様子でした。で、すぐにジピエンメのイタリアンBBワンを送ってくれたのでなんとか一件落着。
精度云々を言えばとんでもないフレームですがまあぼくレベルでは問題なく使えてます。

 

シートステーはキレイなフレンチタイプの2本巻き。
ラグには黒ペイント&赤のふちどり。

 

チェーンホイールはストロングライト63。
7mmの旧タイプのボルトがついています。
チェンジセットは時代がばらばらのユーレージュビリー。

 

ホイールはスーパーチャンピオンのRecord du Mondeにカンパレコードハブ。
ペダルもカンパレコード。
オールフランスにはできませんでいたがカンパのハブとペダルは大好きなもんで・・・。

 

ハンドルはちょっと時代が合ってないPIVO。
ハンドルケージは今は使っておらず普通のTAをダウンチューブに付けています。
サドルはヒビだらけのブルックスプロフェッショナル。70年代のものなので革自体はまだまだしっかりしています。

ブレーキはマファックコンペティション シールタイプ。

パーツ 仕様
フレーム レイノルズ531 580mm
ヘッドパーツ ストロングライト コンペティション
リム スーパーチャンピオン Record du Monde 
ハブ カンパレコード LF
タイヤ ビットリア ラリー
Fメカ ユーレージュビリー(1次型)
Rメカ ユーレージュビリー(1次型)
Wレバー ユーレージュビリー(3次型)
クランク ストロングライトコンペティション63
チェーンリング ストロングライト 52x38
ハンドル PIVO
ステム PIVO
ブレーキ マファック コンペティション
ブレーキレバー マファック アメゴムパッド
サドル ブルックスプロフェッショナル
ピラー サンプレックス 26.6mm
マッドガード なし
キャリヤ なし
ライト&テール なし
ダイナモ なし
ポンプ シリカ インペロ
ボトル ALE & TAケージ

もともとぼくはツーリング派なのでロードにはあまり乗りません。
それでも、RRCB BBSのメンバーで作った関西クラシックレーサーズ(quansai classic racers)のメンバーでスズカエンデューロに出たり、真夏の大和高原を走ったり、ビワイチやったりと年に数回は乗っています。
一度200kmオーバーのロングライドでもやってみましょうか?

HOME          PAGE TOP