Shadeでお絵かき〜#01 『TA』

mein

 Shade
1986年からある元祖3D CGソフトです。
まだWinはなく、Macが出来たばかりで、あとはMS-DOSという時代にこのソフトがあったことは驚きです。
ぼくは10年くらい前、ルアー作ってる頃にイメージイラストが描けたらなあ・・・と思って購入、付属のテキストを読んで勉強ました。(Ver.8.5 今調べたら2006年発売・・・ちょうど10年前ですね。)
同じドロー系ソフトであるイラストレーターには少々自信があったのでなんとかなるやろ、と思ったんですが、そこは3D、三次元の壁は厚くあえなく挫折しました。

最近ふと思い出して立ち上げてみたところ、OSを10.6.8にアップデートした現在の環境でもどうやら動くようです。
そこでもう一度勉強してみることにしました。
以前のテキストを引っ張り出してチュートリアルどおりのサンプルを作りながら一通り進んだところでオリジナル素材で作品を作ってみました。

その第1弾がこの『TA』です。

のべ12時間くらいかかりました。
この作品で主に「ブーリアン演算」を学びました。
Shadeを使っていくうちに、同じドロー系ソフトでもイラレとは大きく違う点がいくつもあることに気づきました。

特にこの2点が大きいです。
自転車パーツを描く上で実寸で描きたいのにそのためのツールがチープです。
ぼくの使ってるShade 8.5はもう10年も前のソフトなので、最新の『Shade 3D』というバージョンでは、もしかしたら改善されてるのかもしれません。
それでもやはりドロー機能に関しては圧倒的にイラレの方が優れてるので、まず形状データをイラレで作り、それをインポートして3D CG化していくのがいいみたいです。

この初作品、今見ると拙いところも多々あります。
まだネジの作り方も解らなかったのでネジ山部分はズンベラボウのままです。
今もう一度同じものを作ったらもう少し出来のいいものが描けそうです。
けど、初作品でここまで出来たことでShadeへの興味が深まりました。
なんか『手をかけただけいいモノが出来る。』という感じです。
もっともっとスキルアップしたいです。