Bianchi MTB
1990年頃のビアンキのMTB、「OSPREY」というモデル名です。
丹下製レギュラーサイズのCrMoパイプにイタリアンカット。
もちろんフルリジッド。
もう何世代も前のビンテージMTBです。
2015年5月に大学の先輩であるF氏にいただきました。
F氏の亡くなられた奥様の自転車で、当時買って差し上げたもののほとんど乗られることなくF氏宅の納屋で眠っておりました。
それを嫁用に譲っていただいたわけです。
故人の自転車ということで嫁が嫌がるかと思いましたが
”大事にされてた自転車→怖い。
乗ってもらえなかった自転車→怖くない。私が大事にする!”
とのことで気に入っているみたいです。
『チェレステグリーンは好きではない。』と言っていた嫁ですが今では『チェレステLOVE』だそうです。
しかし納屋で25年間眠っていただけあって、引っ張り出した時にはこのありさま。
エライことになってました。
とりあえず持って帰って洗車してみると・・・
けっこうキレイです。
というか、鉄部分に錆が浮いてたりはしてますが、どれも簡単に取れるレベル。
全部バラして嫁と二人で磨きました。
キレイ好きで、UGの兄♭♭♭さんに『ピカール女』と呼ばれている嫁は金属がピカピカになるのが快感らしいです。
ホイールもバラしてハブもバフ掛けしてみました。
こうして見た目は新品デッドストックさながらによみがえりました。
しかし、いくら屋内に保管してあったとはいえ、いくつかのパーツは交換する必要がありました。
サドルがコンフォートタイプのものに替えられていたのでスポーツタイプに交換、スプロケットが街乗り用に小さめだったので大きいものに交換しました。
タイヤはなんとか行けそうだったのですが、昔MTBのダウンヒルレースをやってた嫁の従兄弟が当時の高級タイヤ「パナレーサーXCマジック」をくれたのでそれに交換しました。
配色的にタイヤは絶対白!と思ってたのでこれは好都合でした。
あと、デュアルコントロールレバーが内部のグリス固着で動かなかったので現行モデルに交換。
当時のスペックで7Sモデルなので現行品では最下級のグレードとなってしまい、安いのはいいんですが見た目がやや寂しいです。
で、もらってきて2週間ほどで完成し、ずっと室内で保管しておりました。
時は流れて同年11月、山サイシーズンになったので半年ぶりにひっぱりだしてみました。
レバーのせいか、ディレイラーとの相性か、Fのチェンジがめちゃめちゃ重たいです。
嫁にチェンジできるかな?と思いましたが、近所の山を少し走ってみたところ何とか行ける、とのことでひと安心です。
あと、ずっとSPDを使ってる嫁はディオーレのフラットペダルは引き足が使えなくてしんどい、とのことなのでここは要交換です。
嫁のMTB、年明けの恒例『北山雪遊び』で本格デビュー(?)の予定です。
パーツ | 仕様 |
---|---|
フレーム | 丹下CrMo 360mm |
リム | アラヤ |
ハブ | シマノ ディオーレLX |
タイヤ | パナレーサー XCマジック |
Fメカ | シマノ ディオーレLX |
Rメカ | シマノ ディオーレLX |
デュアルコントロールレバー | シマノ アルタス |
クランク | シマノ ディオーレLX |
チェーンリング | シマノ ディオーレLX 48x38x28 |
ハンドル | ZOOM |
ステム | 日東 |
ブレーキ | シマノ カンティ |
サドル | セライタリア |
ピラー | シマノ |
ボトル、ケージ | ペットボトル用 |