DAVOS Tourism
ルイガノのロードバイクで自転車の楽しさを知った嫁。
けど、23Cに泥よけなしでは走れるフィールドも限られています。
もともとぼくはツーリング派なので走るフィールドはどうしても林道などが中心になります。
そこで、嫁にもツーリング車を作ることにしました。
ただし、ビンテージパーツオンリーではなく、ヒューマンインターフェイスはあくまでも今どきのパーツで、となりました。
とにかくフレームがないことには話が進まないのでオークション漁りの日々です。
で、見つけたのがコレ。
正体不明のランドナーフレーム 500mm。たぶん70年代前半製。
シートステーやエンド回りもけっこうキチンと作られています。
クラウン裏の隠し止めやシートステーブリッジの補強など、けっこう手が込んでいます。
ぼく的にはかなり気に入ったんですが問題はエンド巾。当時モノなので当然120mmです。
無茶をして広げます。
通常5mmまでは力技で広がりますが、それ以上はブリッジをやりかえないといけないらしいですがまあなんとか130mmになりました。
塗装がかなり痛んでいますが塗り替えはまた、ということにしてとりあえず組み替えます。
シマノアルテグラとティアグラを使って9SのSTI仕様です。
でもチェーンホイールはプロダイ+サンプレックス。
画像では、堅くて嫁に不評な革サドルがついてますがこれは後日GIZAの安い革サドル風に交換しました。
本来650A用のフレームらしく38Bではガードとの隙間が大きいので42Bのグランボアエートルを装着。
この状態で数回のツーリングに出かけて十分嫁の実用に耐えることがわかったので塗装をやりかえ、お化粧直しをしようと思ったんですが・・・
塗装の相談に行ったナニワ銀輪堂でこんなフレームを見つけてしまいました。
格安のダボスツーリングフレーム 490mm ほぼ新品。
一部のロー付けやりかえて剥離再塗装するよりコッチ買う方が安い!
嫁に見せたところ色もまあまあ納得できたので(女子には色は最重要ポイント)これを購入。
謎の70'sランドナーフレームはお蔵入りとなりました。
新しいフレームに組み替えます。
今回のフレームでは38Bでもいけるクリアランスなのでタイヤはパナレーサーコルデラヴィに変更。
バッグサポーター、最初に組むときに作りました。
ちゃんとメッキもしてあったんですが、シロートロー付けがまずく、折れたので再溶接。
なんか汚くなりました。
秋には乗鞍、美ヶ原もこの自転車で走破。
嫁の良き相棒となってくれたようです。
パーツ | 仕様 |
---|---|
フレーム | DAVOS CrMo 490mm |
リム | スーパーチャンピオン 650B |
ハブ | グランボア 130mm |
タイヤ | パナレーサー コルデラヴィ |
Fメカ | シマノ アルテグラ6500 |
Rメカ | シマノ アルテグラ6500 |
Wレバー | |
クランク | スギノ プロダイナミック |
チェーンリング | サンプレックス 46x30 |
ハンドル | 日東 104 |
ステム | サカエ 60mm |
ブレーキ | F-マファッククリテリウム R-マファックタンデム |
ブレーキレバー | シマノ ティアグラ4500 |
サドル | ギザ |
ピラー | 藤田 ベルト |
マッドガード | 本所 H-47 |
キャリヤ | ノートン |
ライト&テール | ナショナルフォーカスライト & BSテールリフレクター |
ダイナモ | なし |
ポンプ | なし |
ボトル | TOMオリジナル & ゼファールクラシック |